2007-01-30

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集 (Grumiaux & Haskill)

鎌倉スイス日記さんが、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第 2 番を取り上げておられます。少し長いですが、引用します。

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2番を聞く。(中略) ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタと言えば一番好きなのがこれ (中略)

この曲について書かれたものは見たことがない。というか、この曲が好きだという人も私は知らない。でも冒頭から何とも洒落ていて、ピアノ・ソナタの第2番イ長調(偶然とは思うが同じ調性!)の終楽章のうっとりするような洒落っ気とともに、気難しいばかりのベートーヴェンと構えて聞くと完全に肩すかしを食うことになる。

で、この曲の最高の演奏と言えばもうアルチュール・グリュミオーとクララ・ハスキルの古いモノラル録音である。絶妙なテンポ!軽くスウィングするテーマをこんなに上品に、それでいて生き生きとした表現で演奏した例は他にあるだろうか? (続く...)

鎌倉スイス日記 : ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2番 より引用

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタと云えば、5 番の「スプリング」と 9 番の「クロイツェル」が有名です。しかし、それ以外の曲はあまり聴きません。というか、実は、私は 3・5・9 番しか持っていません。他の曲は手に入れる気もあまり起こらなかったというか... ^^;

でも、こんな風に紹介されたら気になりますよね。2 番聴いてみたい。

鎌倉スイス日記さんがお気に入りというグリュミオーは、美音で有名なヴァイオリニストで、私も何枚か CD を持っています。この人が弾くんだったら、ベートーヴェンもさぞ美しいでしょう。ただ、2 番を聴くには、全集を買うしか手はなさそうです。出費が大きいですね。

そんなことを考えていたのですが、フト。あれ、ちょっと待てよ、と。そういえば、HMV で Brilliant のベートーヴェン、ヴァイオリン・ソナタ全集があったけど、あれはグリュミオーの演奏ではなかったかしらん。

で、調べてみたら、ビンゴでした。

3 枚組。マルチバイ・キャンペーン価格で 1,292 円 (本来は 1,722 円)。この値段なら、手が出てしまいます。2/20 日発売予定。う〜ん、どうしよう。買っちゃおうかなぁ。

2007-01-28

You Raise Me Up (Josh Groban)

先日、ケルティック・ウーマンを取り上げたので「You Raise Me Up」がらみのエントリーをもう一つ。

You Raise Me Up は、ケルティック・ウーマン盤が日本では有名ですが、これはカバー曲になります。オリジナルは、ノルウェーの男女デュオ Secret Garden が 2002 年に発表した 4th アルバム「レッド・マーズ (Red Mars, 2002)」に収録されています。

You Raise Me Up は、発表から数年で 100 を越えるアーティストにカバーされているそうです。そんなに沢山あるカバーの中で、ジョシュ・グローバン (Josh Groban) の「Closer」というアルバムに収録されているバージョンが良い、と知人に教えてもらいました。彼のメールから、少し引用してみます。

でも僕にとっての 『You Raise Me Up』 は何と言ってもジョシュ・グローバンのやつ.

(中略)

僕の好きな歌手の一人です.

声の伸びがいい.

最近のポップ歌手にありがちな,ひきつるような息継ぎなど全くない(笑).

マジ,ええで〜.

そうかぁ。いいのかぁー。調べてみると、このジョシュ・グローバンは「You Raise Me Up」でグラミー賞の Best Male Pop Vocal Performance にノミネートされたとのこと。う〜ん、そそられます。というわけで、ジョシュ・グローバンをウィッシュ・リストに登録しました。

あとがき

知人からのメールを受け取ったのは 2006 年 3 月 26 日でした。更にあるエントリーのコメントで、こんなことを私は書いています。

私も、もう一つ「You Raise Me Up」ネタを持っているので、時間を見つけて記事にしますね。一か月位い後に :P

life@aka: Lisa (Lisa Kelly) より引用

ここで言う「もう一つの You Raise Me Up ネタ」というのは、ジョシュ・グローバンのことです。これを書いたのは 2006 年 4 月 15 日のことでした。そして、今日は 2007 年の 1 月です。一年近くも前のことです。

はい。ジュシュ・グローバンのことはすっっかり忘れていました!!

思わせぶりなことを書いて期待させたお二方 (メールをくれた友人とコメントしてくれたちゃめさん)。本当にお待たせしました。ごめんなさい。

Closer ジョシュ・グローバン レッド・ムーン ケルティック・ウーマン

2007-01-27

アイリッシュモルト・ティー (我楽苦多)

本日、京都は八坂神社の南にある二寧坂にて、さんとお茶をしてきました。二人だけのミニミニオフ会みたいな感じです :)

予め目を付けてた甘味処 (文の助茶屋とかさぎ屋) が満席だったので、近くの喫茶店に入りました。我楽苦多というお店。昭和の喫茶店みたいな趣きがありました。

我楽苦多

上のウェブページを見ると、コーヒーとかシフォン・ケーキとかがオススメみたいですね。

私達は予備知識もなくお店に入ったので、そんなことは全く分かりません。メニューに書かれた見なれない紅茶の方にばかり注意が行っておりました。マンゴーとかモルトとか、変わった名前の紅茶が置いてあるんですもの。気になるでしょう?

私は、メニューから「アイリッシュモルト・ティー」というのを選びました。モルトと聞くと、お酒を思いうかべますが、ノン・アルコールです! なんでアイリッシュモルトを選んだのかというと、アイリッシュ・トラッド (アイルランドの伝統歌) が好きなもので、アイリッシュ (Irish) の響きにやられたんですね。

ティーはポットに入って、やって来ました。ティー・カップに三・四杯分位いあったかしらん。香かがとても甘くて、香るティーでした。いわゆるフレバー・ティーというやつですかね。美味しいティーを飲みながら話してると、二時間なんてあっという間に過ぎちゃいました。

ちゃめさんとは、Blogger ユーザーのオフ会を開きたいねぇ、なんて話もしました。二人でこれだけ楽しいんだから、もっと沢山いたら、もっと楽しいかなぁ。

蛇足

我楽苦多は Natural Riddin というお店と取り引きがあるようです。通販もやっているみたいなので、興味があれば是非。

2007-01-26

A New Journey (Celtic Woman)

Amazon から広告メールが届きました。何気なくメールを開いてみると、ケルティック・ウーマン (Celtic Woman) のセカンド・アルバム「ニュー・ジャーニー 〜新しい旅立ち〜 (A New Journey)」が、2006-02-14 に発売されるという内容でした! ケルティック・ウーマンはチェックしているアーティストなので、嬉しい知らせです。Amazon さん、教えてくれてありがとう。

私が何でケルティック・ウーマンに興味を持っているのかというと、このグループのメンバーであるリサ・ケリー (Lisa Kelly) のアルバムを持ってるからです。

さて、今回のセカンド・アルバムで気になる曲は、「Over the Rainbow」「Dulaman」「Scarborough Fair」の三曲です。「Over the Rainbow」と「Scarborough Fair」はポピュラーな曲ですから、どんなアレンジをしてくれるのか楽しみです。「Dulaman」は、Clannad が取り上げた曲です。ちょっとアップテンポの曲なので、ケルティック・ウーマンがどう歌うか興味ありです。

ニュー・ジャーニー~新しい旅立ち~ ケルティック・ウーマン Lisa

2007-01-25

Brilliant の Handel The Masterworks

去年末に注文したヘンデルの The Masterworks (40 枚組) ボックスが届きました (一緒に注文した残り二組の CD は、入荷遅れでまだ配送されていません ;_;)。

Handel Master Works

写真は、ヘンデル・ボックスを少し開いて横に倒したところです。CD は紙ジャケットに収められているのですが、流石に 40 枚もあると幅を取りますね。収納ボックスも、立方体のブロックのようになっていました。

解説書の類は付いてませんが、安いのでよしとしましょう。今は、インターネットで情報が手に入りますからね。

とりあえず、有名曲の「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」を聴いてみました。演奏は、マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団 (Academy of St. Martin-in-the-Fields)。メジャーな人の録音が入っていて、びっくり。演奏は文句なく上手いですね。

次は「リコーダー・ソナタ集」。演奏は L'Ecole D'Orphée。知らない団体です。演奏は、いいのかな? 初めて聴く曲なので、良いのかどうか分かりません ^^;

もう一つ。「メサイア」も聴いてみました (1 枚目だけ)。指揮者は、Stephen Cleobury。同じ Brilliant のバッハ受難曲ボックスで「ヨハネ受難曲」を振ってた人です。思ったよりしっかりした演奏です。Cleobury という人は、実は実力者なんじゃないかしらん。早く二枚目の「ハレルヤ・コーラス」を聴きたいな。

残るは 37 枚。う〜ん、全部聴くのは大変そうです。

2007-01-24

Gieseking 没後 51 周年

先日のエントリーを読み返していて、驚いたことがあります。

「一番好きなピアニストは?」と聞かれれば、私は、ヴァルター・ギーゼキング (Walter Gieseking, 1895-1956) の名前を挙げます。

life@aka: ピアノとともに (Walter Gieseking) より引用

引用部分のギーゼキングの没年をご覧下さい。1956 年没。なんと去年 2006 年は、ギーゼキングの没後 50 周年だったのです! まるっきり気付いておりませんでした。ギーゼキング好きとか書いておきながら、この体たらく。穴があったら入りたい、とはこの事です。

というわけで、今年はギーゼキング没後 51 周年です。私の中だけで、秘かに記念の年にします ^^;

2007-01-23

曲探しに失敗するときもある

昨日のエントリーで、メロディーからクラシック曲の曲名を見つけるのは難しくないと書きました。

こうやって予め調べる CD を絞り込んだ後、一つずつ CD を聴いて、何枚目かでブラームスの交響曲第三番に辿り着きました。

life@aka: Take My Love の原曲を探す旅 より引用

大低の場合はこの方法で曲が見つかるのですが、失敗してしまう時もあります。今までに、私は二度、目的の曲を探し損ねたことがあります。

一度目はメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第一番でした。私は、この曲をヴァイオリン・ソナタだと思いこんでいたのです。それで、自分の持ってるヴァイオリン・ソナタを全部聴き直したのです。当然、目指すメロディーに出会えませんでした。頭の中では、ヴァイオリンとピアノのかけ合いが鳴っているので、ヴァイオリン・ソナタ以外には考えられなかったのですね。

もう一曲はヴェルディーのオペラ「ナブッコ」の一曲です。私の持ってる CD では、「Che si vuol?... Il maledetto non ha fratelli...」で始まるとライナー・ノートに書いてあります。日本語に訳すと「真夜中に誰が... 呪われた男に同胞はいない...」となるのでしょうか? オペラの曲名は、よく分かりませんね :p。この曲は、舞踊のようなテンポで始まります。それで、私はコダーイの組曲「ハーリ・ヤーノシュ」とかを探し回ってしまいました。全然違うのにね。

結局、上の二曲は、探している時は見つからず、何気なしに CD をかけていて再会を果たしました。見当違いな絞り込みをしてしまうと、もうその曲を探し出すのは絶望的ですね。

これらの曲については、また機会を見つけてエントリーにしてみたいものです :)

2007-01-22

Take My Love の原曲を探す旅

フランク・シナトラの歌う「Take My Love」という曲は、ブラームスの交響曲第三番を原曲にしています。その原曲名が分からなかったので...

仕方がないので、家中の CD をひっくり返して聴きまくりました。

life@aka: Take My Love (Frank Sinatra) より引用

と書いたところ、ちゃめさんからこんなコメントが入りました。

でも、家中のクラッシック CD をひっくり返して聞きまくって、見付け出してしまう @aka はスゴイですね!

半端な枚数じゃなかったでしょ?

life@aka: Take My Love (Frank Sinatra) より引用

ええ、確かに私の持ってる CD の数は半端ではありません (とりあえず、CD 専用ラックから CD が溢れています)。でも、実はそんなに大変なことじゃないんですよ。そこんところを、少し書いてみましょう。

クラシック曲の探し方

まず、「Take My Love」はクラシックの曲だと分かっています。なので、映画音楽や洋楽ポップスの CD は候補から外れます。次にオリジナル曲がヴァイオリンの合奏だった記憶が残っているので、オペラ、声楽曲、協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲が候補から外れます。それで、メロディー・ラインを思い出してみると、これはバロックの音楽じゃないんですね。なので、バッハやヘンデル、ヴィヴァルディという作曲家の音楽が候補から外れます。というわけで、大体、古典時代以降の交響曲・管弦楽曲をメインに探せばいいわけです。

更に、自分の大好きな曲はどの楽章のメロディーも覚えているので、探し直す必要はありません。私の場合、モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク、ベートーヴェンの交響曲 5、6、7 番。ドヴォルザークの新世界、etc... に、「Take My Love」のメロディーがないことは覚えています。これらは候補から除外します。

それから当たり前のことですけど、同曲異演の CD も探す必要はありません。例えば私は、ブラームスの交響曲第一番の CD を八枚持っていますが、これは一枚調べれば残り七枚を聴く必要はないわけです。

どうです。こうしてみると、随分絞り込めるでしょう。

こうやって予め調べる CD を絞り込んだ後、一つずつ CD を聴いて、何枚目かでブラームスの交響曲第三番に辿り着きました。

2007-01-21

ピアノとともに (Walter Gieseking)

「一番好きなピアニストは?」と聞かれれば、私は、ヴァルター・ギーゼキング (Walter Gieseking, 1895-1956) の名前を挙げます。そのギーゼキングの自伝 (+ エッセイ集) が発売されていたので、買って読みました。

書名は「ピアノとともに」。出版社は白水社。原著のコピーライト表示は 1963 年で、国内の初版出版が 1968 年 4 月 (私が買ったのは新装復刊版で 2006 年 12 月 25 日発行とあります)。付録を合わせて 264 ページで、2,800 円。

原書の題名は「So wurde ich Pianist (わたしはこうしてピアニストになった)」で、(1) 自伝 (2) エッセイ (3) 作品・レコード・テープ目録の三部構成に人名・事項索引が付いていました。しかし、訳者である杉浦博氏の独断で、「自伝」は「わたしはこうしてピアニストになった」に、「エッセイ」は「ピアノをひく人たちのために」に改題され、付録の人名・事項索引は削られてしまいました。こういう改変は訳者なりの好意なのでしょうが、余計なおせっかいに思えて仕方がありません。

さて、アーティストの自伝というと、ゴーストライターがいたり偽書であったりする場合があるわけですが、本書は全てギーゼキングの筆によるものと考えてよさそうです。というのも、え〜と、プロの作家が書いたにしては構成が悪いというか、全然物語調になっていないというか、一言で言うと、面白くない... ^^;

この本をまとめたのはギーゼキングの娘であるユタ・ホイマッシーで、彼女は回想記の終わりに次のように書いています。

ここで父の回想記はとぎれている。父がこれを書きはじめたのは、自動車事故のため、一九五一年の冬、スイスでしばらく休養生活を余儀なくされたときのことである。しかし、待ちに待った演奏活動再開の見通しが立つようになるとすぐ、父にはこの自伝を書きつづける時間の余裕がなくなった。ただそののちもおりおりは執筆をつづけており、いつかは完結できるものと信じていた。

このことから、自伝には (ギーゼキング本人の) 推敲がほとんど加わっておらず、(ユタ・ホイマッシーは) 書きかけだった原稿をそのまま出版した、と私は推測しています。

ただ、ギーゼキング・ファンの私としては、ギーゼキングが過ごした幼年時代、第一次大戦での従軍時代、そして第二次大戦後のアメリカで受けたボイコット事件について、ギーゼキングの視点を知ることが出来て、それは面白かったです。逆を言えば、ギーゼキングのファンでないと、自伝はちっとも面白くないかもしれません :p

さて、本書の帯には「ピアニスト必読の書」なんて書かれています。自伝を読んだ私は、これは誇大広告だなぁと思いました。しかし、本書の面白さは「エッセイ」にこそあったのです。特に「現代におけるタッチの問題」と「ペダルについて」の二編のエッセイは、ギーゼキングが自身の演奏技術の解説です。同じ内容が、ギーゼキングの師との共著「現代ピアノ演奏法」にあるそうですが、私は未読なのでとても楽しく読めました。

この他にも、バッハ、モーツァルト、ドビュッシー、ラヴェルの演奏について、一つずつエッセイが載っています。こちらも楽しく読めました。

書き足りない所もありますが、今日はここまで。「ピアノとともに」の内容については、ぼちぼちとエントリーにしていく予定です。

ピアノとともに
ヴァルター ギーゼキング Walter Gieseking 杉浦 博
4560026645

2007-01-20

電車男 文庫版 (中野独人)

書店で、「電車男」の文庫版が出ているのを見つけました。どうやら、去年の 12 月に発売されていたようです。単行本と同じく新潮社から、580 円。

収録内容は、単行本と変わりませんが、巻末に「電車男、中の人、ひろゆきのマターリ座談会」が追加されています。電車男と編集さん、それからまとめサイトを作った中の人と 2ch のひろゆき氏が 2006 年 11 月に「座談会」という名目でチャットをしたらしく、そのログを載せているようです。分量は 9 ページ。電車男を単行本で読まれた方も、書店で見かけたら立ち読みしてみてはいかがでしょうか。

ref

「座談会」の中で語られる「125 氏」や「モグラ氏」のスレは、電車男まとめサイトから読むことができます。

電車男
中野 独人
4101304718

2007-01-19

超人ロック 完全版

少年画報社から、超人ロックの完全版が刊行されています。公式ページから、少し引用してみましょう。

判型は、読みやすいA5判サイズ、そして、表紙は、黒を基調とした落ち着いたデザイン。タイトルの英文文字が箔押しのシルバーに光り輝いております。しかも、巻頭から、雑誌連載当時のオリジナルカラー原稿を重視したページ立て編集になっています!!

少年画報社 / comics より引用

2006 年の 11 月に刊行開始。(2007 年 1 月) 現在、4 巻まで発売されています。一冊 1200 円という値段設定は高いように感じるのですが、カラー挿絵がつくと妥当なのでしょうか。

私は、ビブロス社から発売されていた文庫版の「超人ロック」(全 27 巻) を持っているので、わざわざ買うほどのことはないですね。ただ、お店で手に取る位いはしてみたいと思っています。問題は、書店で「完全版」を見かけないことです (;_;)。ちょっと不安。探し方が悪いのかしらん。

ref

超人ロック 1巻 完全版 (1)
聖 悠紀
4785927143
超人ロック 2巻 完全版 (2)
聖 悠紀
4785927151
超人ロック 3巻 完全版 (3)
聖 悠紀
4785927313
超人ロック 4巻 完全版 (4)
聖 悠紀
4785927399

2007-01-18

HMV アフィリエイトで個別商品ページへリンク

先日のエントリーで、HMV のアフィリエイトでは、個別商品ページへのアフィリエイト・リンクを張れないと書きました。

その後、HMV に個別リンク作成願いのメールを出すことで、個別対処してもらえることを教えてもらいました (Thanks: Kmfis さん)。具体的なリンクの張り方は、clmemo@aka の方にまとめました。

メールを送るあたりが手間ですが、Amazon に在庫の少ない輸入クラシック CD を紹介するのに、心理的障壁が低くなりました。マニアックな CD のレビューが増えるかもです ;)

あと、古い記事のリンクを差し換えるかもしれません。その時は、過去記事がフィード・リーダーに再び現れることになると思います。すみません。先に謝っておきます。

2007-01-17

Take My Love (Frank Sinatra)

クラシック音楽の曲に詩をつける行為は、時代にかかわらず行なわれているようです。最近であれば、平原綾香がホルストの「木星」 (from 組曲「惑星」) に詩をつけて「ジュピター」という題名で歌っていますね。遡れば、「アニバーサリー・ソング (原曲: イヴァノヴィッチのドナウ川の漣)」、「ラヴァーズ・コンチェルト (バッハのメヌエット)」、「小さな木の実 (原曲: ドビュッシーのオペラ「美しいパースの娘」よりセレナード)」、「情熱の花 (原曲: ベートーヴェンのエリーゼのために)」などなど枚挙に暇がありません。

こうなると、クラシックに詞をつけているのは分かるのに、肝心の原曲の曲名が思い出せない! なんてことも起きてきます。先日、Pandora でかかった曲も、そんな一曲でした。

フランク・シナトラの歌う、Take My Love。

頭に残っているメロディーなのに、(オリジナルの) 曲名が出て来ない。こんなに、やきもきすることはありません。「Take My Love」はマイナーな曲なのか、Google 先生も原曲が何かは教えてくれませんでした。こういう時、検索はテキスト・ベースなので困りますね。音の検索が出来ない。周りの人に聞こうにも、クラシック音楽に詳しい人がいません。

仕方がないので、家中の CD をひっくり返して聴きまくりました。そして、とうとう見付けましたよ。Take My Love の原曲を!

ブラームスの交響曲第 3 番の第 3 楽章でした。

シナトラの歌い方は、ちょっと暗い感じで、この曲の雰囲気に合っています :)

ref

Love Songs

2007-01-16

What Have You Done for Me Lately (Janet Jackson)

先日買ったジャネット・ジャクソンのベスト・アルバムを聴いていたら、またまた聴き覚えのあるフレーズが耳に入ってきました。What Have You Done for Me Lately (恋するティーンエイジャー) という曲です。

この曲が映画「天使にラブ・ソングを」でかかっていたことまでは分かるのですが、さて、どのシーンで流れていたのか思い出せません。そこでサントラを引っ張り出して、聴いてみることにしました。

天使にラブ・ソングを

ここで簡単に「天使にラブ・ソングを」の紹介を。「天使に〜」は、1992 年にアメリカで製作されたコメディー映画で、原題を「Sister Act」といいます。Wikipedia の解説を引用しましょう。

殺人事件の現場を目撃してしまった売れないクラブ歌手が、匿われた修道院で巻き起こす騒動を描いたミュージカル・コメディー。アメリカでは6ヶ月を記録する大ヒットとなり、主演のウーピー・ゴールドバーグの人気を不動の物にした。

天使にラブ・ソングを… - Wikipedia より引用

ビング・クロスビーの「我が道を往く (Going My Way)」を現在ものにアレンジした感じといえば、オールド・ファンの皆さんはハハァと思われるでしょう。賛美歌のロック・アレンジや、モータウンの曲が作中で歌われます。

「天使にラブ・ソングを」は翌 93 年に、続編「天使にラブ・ソングを 2 (Sister Act 2: Back in the Habit)」も製作されています。こちらは、前作の背景を踏まえつつ、舞台を修道院から高校に移しています。

Joyful, Joyful

閑話休題。

二枚のサントラを流して、ようやく「What Have You Done for Me Lately」がかかっている曲が分かりました。「天使にラブ・ソングを 2」のハイライト、高校生達の合唱団 (聖歌隊) が音楽コンクールで歌う「Joyful, Joyful」です。2:45 あたりから、サビの部分が歌われます。というか、ちゃんとライナー・ノートに書いてありました。

ゴスペル曲の「ジョイフル・ジョイフル」に加え、ラップ・グループ: ノーティ・バイ・ネイチャーの「O. P. P.」(歌詞の O. P. P. Year you know meG. O. D. Year you know me に変えている) やジャネット・ジャクソンの「What Have You Done for Me Lately」を上手くつないで、独創的な曲に仕上げている

「天使にラブ・ソングを 2」サントラのライナー・ノート より引用

ちなみにゴスペル曲「ジョイフル・ジョイフル」は、ベートーヴェンの交響曲第 9 番「合唱」の第 4 楽章の詩を英語に直したものを指すのだと思います。

原曲を知ってから、サントラの「Joyful, Joyful」を聴き直すと、曲も詩も上手く繋げているものだと感心してしまいます。

デザイン・オブ・ア・ディケイド 天使にラヴ・ソングを・・・ 天使にラヴ・ソングを・・・2

2007-01-14

メガマックを食べてきました

マクドナルドで、メガマックなる商品が発売され始めました。メガマックは、ビッグマック (肉 2 枚) に更に 2 枚のお肉を足して、計 4 枚のお肉の入ったハンバーガーです。

立ち読みのススメさんが、メガマック試食エントリーを書いてらしたので、興味を持って私もお昼にマクドナルドに足を運んでみました。

マクドナルドで私がいつも頼むのは、

  • ハンバーガー
  • ダブルチーズバーガー
  • マックフライポテト (M)
  • マックシェイク バニラ (M)

なのですが、今回はハンバーガーとダブルチーズバーガーの代わりにメガマックを注文しました。(メガマックの写真が見たい方は、上記立ち読みのススメさんのサイトをご覧下さい)

まぁ、メガマックは大きいですね。とにかく厚い。噛じりつくのも一苦労です。食べてると、上下のパンがズレて破れて、ソースが手について、大変なことになっていました。このメガマックを、奇麗に食べることができる人っているのでしょうか。

味の方は、良かったです。基本的にビッグマックの延長上でしょうか。肉とチーズの混ざり具合が私好みでした。ボリュームは、ちょうどハンバーガーとダブルチーズバーガーを合わせたのと同じ位いです。次回、マクドナルドに行った時にメガマックがあれば、また食べてみたいです。

2007-01-13

If We Hold on Together (Diana Ross)

うちの近所にある Book Off は CD コーナーが充実 (?) していています。特に嬉しいのが、旬を過ぎた CD が 250 円まで値下がりしていることです。

昔はマンガを立ち読みしに行くのが目的だった Book Off も、最近では CD の物色が目的になってしまいました。だいたい、月に一度位いのペースで出かけています。時に、大型連休はセールで 250 円まで値下がりする CD が増えるので狙い目です。

今日も、正月休みのセールで安くなったであろう CD を目的に Book Off に行って、三枚ゲットしました。内訳はダイアナ・ロスが一枚。ジャネット・ジャクソンが二枚です。計 750 円。

If We Hold on Together

家に帰って CD をかけた所、一つ聞いたことのあるメロディーがありました。ダイアナ・ロスの「If We Hold on Together」。う〜ん、この曲はどこで聞いたんだっけ? そうだ、ちゃめさんの radio.blog.club のプレイリスト!

こちらのプレイリストでこの曲を聴いて、いいなぁと思ったんです。で、いつか欲しいと思いつつ、そのまま忘れていたのでした。250 円で売ってるダイアナ・ロスの CD が一つしかなかったんで、これを買ったんですけどね。大正解って感じです。

永遠のイフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー janet. デザイン・オブ・ア・ディケイド